気ままなたわごと
そのまんまです。
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暑い日には熱い音を その弐
マグママグマ
(1997/01/29)
稲葉浩志

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B'zの稲葉浩志さんが97年に発表した初のソロアルバム。
作品全体を覆う雰囲気は内省的で暗く、嫉妬、僻み、汚らしさ、もろさ、不安、憂いなど、人間の負の部分を吐き出したような詞の内容や表現が多い。
ただし、それを否定するわけでもなく、肯定するわけでもなく、自らをも俯瞰し、皮肉を交え、その情景を描写する。
B'zでも作詞をしているが、B'zを陽とするなら、この作品の詞の世界は陰。
「波」「眠れないのは誰のせい」「Soul Station」「風船」「台風でもくりゃいい」など、どれも素晴らしいが、個人的には「愛なき道」のもはや達観したかのような詞は、こんな事を書ける稲葉さんは凄いなと感嘆してしまう。
音に関しても実験的な要素が強く、B'zとは明らかに違う音の作り。
稲葉浩志という個が凝縮された世界観は1作目とは思えない濃厚さがあり、詞・曲・歌がタイトルどおりマグマのような熱を放ち、じわりと響いてくる。
熱帯夜にあえて激辛坦々麺をすするような、そんな感覚。

B'zのボーカリストのソロというだけで、聴かず嫌いをするにはあまりにも勿体無い作品。
紛れもない名盤だと断言できる。


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